魔界戦記ディスガイア3Return レビュー

━━1000万時間遊べるSRPG
本作はPS3で発売されたディスガイア3の移植版であり、配信済みのDLCを全て収録した上で、4からのシステムの導入も行われた完全版となっている。
自分はPSPで1と2をプレイしており、どちらもストーリークリア程度までしかプレイしていなかったもののかなり面白かった記憶がある。
本作はVitaでの発売ということでグラフィック面でかなりの強化が施されており、過去作との違いは一目瞭然。プレイのモチベーションが全然違った。

━━終わりの見えないやりこみ要素
ディスガイアシリーズの醍醐味はやはり果てしないやりこみ要素であり、それに伴うインフレステータスだろう。レベルは9999、ステータスは99999999まで上げることが出来、転生でレベルをもっと上げたり、武器のレベル(上限200)を上げたり、イノセント(武器に能力を付与するもの)のレベルを上げたり(最高19998)とやれることは山のようにある。
そして、強化したキャラを活かせるような隠しボスも段階的に配置されており、キャラクターの強化目標を定めてくれているのが好印象。
キャラのパラメータは効率のよい強化方法を見つける毎に加速度的に上がっていくため、ステータスを眺めるだけでも面白い。逆にインフレした数値を見るだけではつまらない人にはこのシリーズは合わないだろう。
また、SRPGとしてみるとそれほど戦略性があるわけではなく、基本的には「レベルを上げて物理で殴る」を地で行っているシリーズのため、FE好きなどには合わないかもしれない。

━━かなり敷居が下がった育成要素
本作は過去2作に比べて相当な仕様の改善がなされており、キャラの強化がやりやすくなっている。
弟子システムが廃止され、自由に入れ替えのできる学級委員に。技も熟練度ではなくマナで習得、吸収や学級界での継承と選択肢が豊富に。・・・など新規キャラを使いやすくなっている。
また、一番大きいのはねこばば屋の存在。
これは敵を倒した時にランダムに装備を奪うというもので、学級界を利用することで手持ちの装備をレベル、レアリティ、イノセントを含めて丸々コピーできるというもの。
これのおかげで、主要アイテムのレベル上げは1度で済み、イノセントはコピー→合体で一体いればレベルMAXまで持っていける。さらにレアリティも自動的に合うためにセイムボーナスの取得も簡単と過去作で面倒だった点が尽く改善されている。
これらの改善点のお陰でやりこみの敷居が下がり、過去2作では諦めていたバールの撃破から修羅界制覇まで持っていくことが出来た。
そして、これだけ敷居が下がっても最強武器探索や学級界制覇、パラメータのカンストなど、できることはまだまだ残っており、その気になればさらなるやりこみも可能。

━━独特なノリのストーリー
ディスガイアシリーズはメタ発言とパロディをふんだんに盛り込んだ独特なストーリーと世界観が特徴で、本作は1に近い感じのキャラとストーリー設定になっている。
この雰囲気は相当好き嫌いが別れると思うが、個人的には結構好きなノリである。
しかし、本作のストーリーはお世辞にも面白いとは言えず、ゲーム進行のモチベーションを上げるものではなかった。
また、ストーリーではキャラの立ち絵が結構動くのだが、この動きのテンポが悪くストーリーのつまらなさと相まってストレスを増やしている。
とはいえ、このゲームの本質はやり込みであり、ストーリーはチュートリアルと言われる程なのでオマケと割りきってしまえば全く問題はない。

━━総評
★★★★★★★★★(9.0/10.0)
やはりディスガイアシリーズと携帯機の相性は抜群。
Vitaになって画質も改善され、やりこみの敷居も下がって手軽にプレイできる。
ただ、いくら敷居が下がったとはいえシリーズ初プレイならばシステムの複雑さに戸惑うだろうし、ネットでの情報収集は(やりこむならば)必須。
また、このシリーズ自体合う合わないがはっきりしているため、合わない場合は即効で投げてしまう可能性もあるだろう。
個人的には結構好きなシリーズなので、4以降も是非携帯機に移植していって欲しい。
自分はPSPで1と2をプレイしており、どちらもストーリークリア程度までしかプレイしていなかったもののかなり面白かった記憶がある。
本作はVitaでの発売ということでグラフィック面でかなりの強化が施されており、過去作との違いは一目瞭然。プレイのモチベーションが全然違った。

━━終わりの見えないやりこみ要素
ディスガイアシリーズの醍醐味はやはり果てしないやりこみ要素であり、それに伴うインフレステータスだろう。レベルは9999、ステータスは99999999まで上げることが出来、転生でレベルをもっと上げたり、武器のレベル(上限200)を上げたり、イノセント(武器に能力を付与するもの)のレベルを上げたり(最高19998)とやれることは山のようにある。
そして、強化したキャラを活かせるような隠しボスも段階的に配置されており、キャラクターの強化目標を定めてくれているのが好印象。
キャラのパラメータは効率のよい強化方法を見つける毎に加速度的に上がっていくため、ステータスを眺めるだけでも面白い。逆にインフレした数値を見るだけではつまらない人にはこのシリーズは合わないだろう。
また、SRPGとしてみるとそれほど戦略性があるわけではなく、基本的には「レベルを上げて物理で殴る」を地で行っているシリーズのため、FE好きなどには合わないかもしれない。

━━かなり敷居が下がった育成要素
本作は過去2作に比べて相当な仕様の改善がなされており、キャラの強化がやりやすくなっている。
弟子システムが廃止され、自由に入れ替えのできる学級委員に。技も熟練度ではなくマナで習得、吸収や学級界での継承と選択肢が豊富に。・・・など新規キャラを使いやすくなっている。
また、一番大きいのはねこばば屋の存在。
これは敵を倒した時にランダムに装備を奪うというもので、学級界を利用することで手持ちの装備をレベル、レアリティ、イノセントを含めて丸々コピーできるというもの。
これのおかげで、主要アイテムのレベル上げは1度で済み、イノセントはコピー→合体で一体いればレベルMAXまで持っていける。さらにレアリティも自動的に合うためにセイムボーナスの取得も簡単と過去作で面倒だった点が尽く改善されている。
これらの改善点のお陰でやりこみの敷居が下がり、過去2作では諦めていたバールの撃破から修羅界制覇まで持っていくことが出来た。
そして、これだけ敷居が下がっても最強武器探索や学級界制覇、パラメータのカンストなど、できることはまだまだ残っており、その気になればさらなるやりこみも可能。

━━独特なノリのストーリー
ディスガイアシリーズはメタ発言とパロディをふんだんに盛り込んだ独特なストーリーと世界観が特徴で、本作は1に近い感じのキャラとストーリー設定になっている。
この雰囲気は相当好き嫌いが別れると思うが、個人的には結構好きなノリである。
しかし、本作のストーリーはお世辞にも面白いとは言えず、ゲーム進行のモチベーションを上げるものではなかった。
また、ストーリーではキャラの立ち絵が結構動くのだが、この動きのテンポが悪くストーリーのつまらなさと相まってストレスを増やしている。
とはいえ、このゲームの本質はやり込みであり、ストーリーはチュートリアルと言われる程なのでオマケと割りきってしまえば全く問題はない。

━━総評
★★★★★★★★★(9.0/10.0)
やはりディスガイアシリーズと携帯機の相性は抜群。
Vitaになって画質も改善され、やりこみの敷居も下がって手軽にプレイできる。
ただ、いくら敷居が下がったとはいえシリーズ初プレイならばシステムの複雑さに戸惑うだろうし、ネットでの情報収集は(やりこむならば)必須。
また、このシリーズ自体合う合わないがはっきりしているため、合わない場合は即効で投げてしまう可能性もあるだろう。
個人的には結構好きなシリーズなので、4以降も是非携帯機に移植していって欲しい。
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