テイルズオブアライズ レビュー

テイルズオブアライズをクリアしたので感想を。クリア時間は54時間半でプラチナトロフィーゲット。ストーリーのネタバレは無しです。
発売日直前にクッキーの魔の手が伸びたため、少しクリアに手間取りましたが、何とか連休中にクリアできました。
テイルズオブんほぉ~でブランドが地に落ちてしまったシリーズで、次作のベルセリアは名作だったにもかかわらずその後の音沙汰がなく、今作での復活は非常にうれしい限り。
ゲームの出来も無難にまとまっており、これぞJRPGといった王道感が素晴らしかったです。
今作は面倒なトロフィーも少なく、トロコンが簡単だったのも素晴らしいですね。
本編クリアまで50時間、隠しダンジョンと残りの要素埋めで5時間程度でした。
これくらいのやりこみ要素が個人的には嬉しいなぁ。

今作の評価ポイントは主人公が主人公をしており、ヒロインがヒロインをしていること。
アルフェンは全編通して好感度の高い主人公で、プレイしていてイライラする要素もなく、最後までとても格好良いです。
シオンはプレイ前はビジュアル的に微妙に見えていたものの、プレイしてみるとハラペコツンデレヒロインという属性を持つ非常に魅力的なキャラでした。
前作のベルセリアがかなり特殊な立ち位置のキャラが多かったこともあり、今作の王道感は原点回帰感があってよかったです。

また、仲間も良い味を出しており、個人的にはテュオハリム&キサラのメナンシア組がお気に入り。
特にテュオハリムが非常に良い味を出していて、彼の絡むギャグ系イベントは軒並み面白かったですね。
ダナの二人組は・・・リンウェルの性能超強いよね、うん。
ファーストインプレッションでも書きましたが、今作は従来のスキットが漫画のコマ割り的なカットインになりました。
これのおかげでキャラのやり取りが可視化されたため、より愛着が湧くようになっていたと思います。
この変更はかなり良かったと思いますね。

あと、今作ではモーションと表情の動きが非常に良くなっていました。
特にアルフェンVSヴォルラーンの殺陣が滅茶苦茶クオリティが高く、アニメ調のゲームとしては最高峰と言えると思います。
また、イベントシーンでの目線の動きなどもしっかり表現されており、特にとある場面でシオンが図星を突かれたシーンの目の泳ぎ方は上手かったですね。

今作の戦闘についてはシリーズでも上位の出来だと思います。
オーソドックスな3Dタイプなのですが、最大の特徴は回復用のポイント(CP)を別枠で用意したこと。
これのおかげで本来回復役であるシオンも全力で攻撃に参加させることが出来、回復以外の技を温存する必要がなくなりました。
この仕様のおかげで、リソース管理が必要にもかかわらず攻撃面は全開で進めるためストレスが無いというバランスは素晴らしかったです。
また、ブーストストライクは演出が非常に気持ちよく、また長さも丁度良いくらいだったので、雑魚戦で連発してもストレスにならない良い追加要素でした。
一方でブーストストライクが良すぎたため、秘奥義のテンポが悪く感じてしまったのは少し残念。
ただ、敵の種類が少ないという欠点があり、中盤くらいからボス戦以外は使いまわしの敵と戦うだけになり飽きてしまうのはかなり大きなマイナス。
ギガントも大型雑魚と同じ敵が大半なので(というか大型雑魚がギガントの使いまわしなのか)、序盤は非常に面白いのですが、だんだん戦闘が面倒になってきたというのは本音です。
まぁ、操作キャラを変えればよいんだけどね(クリア後のコンテンツはリンウェルで無双しました)

ストーリーは可もなく不可もなくといった感じ。
JRPGらしく世界をめぐって、ヒロインがピンチになって、世界を救うという超王道ストーリー。
伏線の回収や世界の秘密なんかも大体は想定通りに落ち着く感じでした。
キャラと演出が良かったため、退屈には感じませんでしたが、この点は前作のベルセリア大きく劣っていました。
まぁ、シリーズの立ち位置的に変な冒険をしないようにしたのでしょうから、ここは仕方がないですね。

総評
★★★★★★★★★ (9.0/10.0)
キャラ良し、演出良し、戦闘は序盤は超楽しい(けど中盤以降は飽きる)、ストーリーは無難、と各要素が高いレベルで揃っている良作。
個人的にはストーリーが尖りまくっていたベルセリアや、戦闘が尖りまくっていたグレイセスの方が評価が高くなってしまいますが、シリーズとしては上位の出来ですし、総合的なバランスであればトップクラスだと思います。
過去作と比べるとグラフィックと演出の向上が目覚ましく、バンナムもやれば出来るじゃんという印象でした。
個人的には大好きなシリーズなので、今作が売れてまた続編が発売されてくれたら嬉しい限りです。
あ、DLCの販促は露骨すぎてウンザリしたので、反省してください。
テイルズオブんほぉ~でブランドが地に落ちてしまったシリーズで、次作のベルセリアは名作だったにもかかわらずその後の音沙汰がなく、今作での復活は非常にうれしい限り。
ゲームの出来も無難にまとまっており、これぞJRPGといった王道感が素晴らしかったです。
今作は面倒なトロフィーも少なく、トロコンが簡単だったのも素晴らしいですね。
本編クリアまで50時間、隠しダンジョンと残りの要素埋めで5時間程度でした。
これくらいのやりこみ要素が個人的には嬉しいなぁ。

今作の評価ポイントは主人公が主人公をしており、ヒロインがヒロインをしていること。
アルフェンは全編通して好感度の高い主人公で、プレイしていてイライラする要素もなく、最後までとても格好良いです。
シオンはプレイ前はビジュアル的に微妙に見えていたものの、プレイしてみるとハラペコツンデレヒロインという属性を持つ非常に魅力的なキャラでした。
前作のベルセリアがかなり特殊な立ち位置のキャラが多かったこともあり、今作の王道感は原点回帰感があってよかったです。

また、仲間も良い味を出しており、個人的にはテュオハリム&キサラのメナンシア組がお気に入り。
特にテュオハリムが非常に良い味を出していて、彼の絡むギャグ系イベントは軒並み面白かったですね。
ダナの二人組は・・・リンウェルの性能超強いよね、うん。
ファーストインプレッションでも書きましたが、今作は従来のスキットが漫画のコマ割り的なカットインになりました。
これのおかげでキャラのやり取りが可視化されたため、より愛着が湧くようになっていたと思います。
この変更はかなり良かったと思いますね。

あと、今作ではモーションと表情の動きが非常に良くなっていました。
特にアルフェンVSヴォルラーンの殺陣が滅茶苦茶クオリティが高く、アニメ調のゲームとしては最高峰と言えると思います。
また、イベントシーンでの目線の動きなどもしっかり表現されており、特にとある場面でシオンが図星を突かれたシーンの目の泳ぎ方は上手かったですね。

今作の戦闘についてはシリーズでも上位の出来だと思います。
オーソドックスな3Dタイプなのですが、最大の特徴は回復用のポイント(CP)を別枠で用意したこと。
これのおかげで本来回復役であるシオンも全力で攻撃に参加させることが出来、回復以外の技を温存する必要がなくなりました。
この仕様のおかげで、リソース管理が必要にもかかわらず攻撃面は全開で進めるためストレスが無いというバランスは素晴らしかったです。
また、ブーストストライクは演出が非常に気持ちよく、また長さも丁度良いくらいだったので、雑魚戦で連発してもストレスにならない良い追加要素でした。
一方でブーストストライクが良すぎたため、秘奥義のテンポが悪く感じてしまったのは少し残念。
ただ、敵の種類が少ないという欠点があり、中盤くらいからボス戦以外は使いまわしの敵と戦うだけになり飽きてしまうのはかなり大きなマイナス。
ギガントも大型雑魚と同じ敵が大半なので(というか大型雑魚がギガントの使いまわしなのか)、序盤は非常に面白いのですが、だんだん戦闘が面倒になってきたというのは本音です。
まぁ、操作キャラを変えればよいんだけどね(クリア後のコンテンツはリンウェルで無双しました)

ストーリーは可もなく不可もなくといった感じ。
JRPGらしく世界をめぐって、ヒロインがピンチになって、世界を救うという超王道ストーリー。
伏線の回収や世界の秘密なんかも大体は想定通りに落ち着く感じでした。
キャラと演出が良かったため、退屈には感じませんでしたが、この点は前作のベルセリア大きく劣っていました。
まぁ、シリーズの立ち位置的に変な冒険をしないようにしたのでしょうから、ここは仕方がないですね。

総評
★★★★★★★★★ (9.0/10.0)
キャラ良し、演出良し、戦闘は序盤は超楽しい(けど中盤以降は飽きる)、ストーリーは無難、と各要素が高いレベルで揃っている良作。
個人的にはストーリーが尖りまくっていたベルセリアや、戦闘が尖りまくっていたグレイセスの方が評価が高くなってしまいますが、シリーズとしては上位の出来ですし、総合的なバランスであればトップクラスだと思います。
過去作と比べるとグラフィックと演出の向上が目覚ましく、バンナムもやれば出来るじゃんという印象でした。
個人的には大好きなシリーズなので、今作が売れてまた続編が発売されてくれたら嬉しい限りです。
あ、DLCの販促は露骨すぎてウンザリしたので、反省してください。
- 関連記事
スポンサーサイト