幻影異聞録 ♯FE Encore レビュー

幻影異聞録♯FE Encoreをクリアしたので感想を。クリア時間は28時間、ネタバレなしです。
発売日にカタログチケットで購入したまま放置していた本作でしたが、連休を利用して一気にクリアしました。
プレイ前はペルソナ+FEかと思っていましたが、FE要素はエッセンス程度で
キャラや装備の名前なんかにFEのものが使われているだけで、基本的にはコミュのないペルソナ外伝といった感じでした。

本作は芸能界を題材にしたストーリーが展開され、ヒロインのつばさがアイドルとしてステップアップしていく様子にスポットが当てられていく内容になっています。
他の仲間も歌手や特撮などのジャンルで活躍していく様子がサブストーリーで語られる等、掘り下げもしっかりと行われているのですが、これが面白かったかと聞かれると個人的には微妙でした。
キャラの造詣、シナリオ展開共に無難な内容になっており、先が読めすぎるのが原因ですね。
各章の展開はペルソナ4や5と構成が同じで、ある人物がミラージュ(シャドウ的なもの)に取りつかれてダンジョン生成⇒突入して解放の繰り返し。
ボスの前で何かすごいパフォーマンスを行い、「感動したからミラージュの支配から脱出できた!」という流れをひたすら見せられます。
まぁ、ペルソナもストーリーが面白いゲームではないのですが、本作はキャラが丸い分面白みに欠けているといった感じですね。
ちなみに各章でパーティーメンバーの出演する曲や番組のPVが流れるのですが、そちらは気合が入ってたと思います。
ただ、それがゲームとしての面白さにつながるかと言われると・・・

戦闘に関してはターン制ながらもオリジナリティがあり面白かったです。
プレスターンシステムではないものの、敵の弱点を突くことでセッションという追加攻撃を行うことが出来、これが非常に重要になっています。
武器を持った敵の場合、剣⇒斧⇒槍の3すくみや飛行する敵に弓が効くといったFE要素があったのは良かったです。
また、ボス戦はかなり歯ごたえがあり、中盤あたりから初見での攻略は難しかったですね。
相手の弱点ももちろん重要ですが、行動パターンも把握しておかなければ1ターンで壊滅することもしばしば。
戦闘システムに関しては滅茶苦茶面白いというほどではないものの、最後まで飽きない程度には面白いものだったと思います。

ここからは不満点を。
まず気になったのが移動関係の不親切設計。
そもそもの移動速度が遅く、マップやダンジョン移動が苦痛になってきます。
また、ファストトラベルの仕様も不便です。
渋谷と原宿マップはワンボタンでファストトラベルが出来るのに、他のマップだとマップ外まで移動が必要だったり、一番訪れる機会が多いブルームパレスに飛べなかったり。
先述の移動の遅さも相まって、毎回ブルームパレスに向かうのが苦痛でした。
せめてダッシュか倍速を追加するか、ブルームパレスに一発で飛べるようにするかして欲しかったですね。
あと、一昔前のゲームだからかもしれませんが、ダンジョンがひたすら面倒。
ダンジョンのギミックは順番にスイッチを押していったり、特定の順番で経路を進んだりといったJRPGで何度も見た内容。
個人的にはこういった面倒なだけで全く面白くも何ともないギミックは嫌いなので、正直苦痛でした。
さらに、ここでも移動速度が遅いことでストレスが増加するようになっているため、やはりダッシュが欲しくなりますね。
他にも細かい点として、バックログがない、ダンジョン脱出後の回復に自販機を使うのが面倒、中身のないメールが頻繁に飛んできて鬱陶しい等細々とした不満がありました。

★★★★★★★ (7.0/10.0)
戦闘はそれなりに面白いものの、全体としてみれば凡ゲーの域を出ないレベル。
ストーリーは毒気とコミュのないペルソナに芸能要素をぶっこんだ程度の内容で、各話のPVに力が入って入るもののキャラの造詣もステレオタイプなので物足りない。
育成システムもペルソナではなく武器で幅が狭く、悪魔合体のような面白みはありません。
また、快適さの面にはかなり不満があり、プレイしていて細かいストレスを感じることが多かったです。
総じてJRPG好きならクリアまではそれなりに楽しめるとは思いますが、お勧めできる内容ではないかと。
特にFEファンは安易に手を出すと痛い目を見ると思うので、事前に情報を集めた方が良いと思います。
プレイ前はペルソナ+FEかと思っていましたが、FE要素はエッセンス程度で
キャラや装備の名前なんかにFEのものが使われているだけで、基本的にはコミュのないペルソナ外伝といった感じでした。
芸能界を題材にしたストーリー

本作は芸能界を題材にしたストーリーが展開され、ヒロインのつばさがアイドルとしてステップアップしていく様子にスポットが当てられていく内容になっています。
他の仲間も歌手や特撮などのジャンルで活躍していく様子がサブストーリーで語られる等、掘り下げもしっかりと行われているのですが、これが面白かったかと聞かれると個人的には微妙でした。
キャラの造詣、シナリオ展開共に無難な内容になっており、先が読めすぎるのが原因ですね。
各章の展開はペルソナ4や5と構成が同じで、ある人物がミラージュ(シャドウ的なもの)に取りつかれてダンジョン生成⇒突入して解放の繰り返し。
ボスの前で何かすごいパフォーマンスを行い、「感動したからミラージュの支配から脱出できた!」という流れをひたすら見せられます。
まぁ、ペルソナもストーリーが面白いゲームではないのですが、本作はキャラが丸い分面白みに欠けているといった感じですね。
ちなみに各章でパーティーメンバーの出演する曲や番組のPVが流れるのですが、そちらは気合が入ってたと思います。
ただ、それがゲームとしての面白さにつながるかと言われると・・・
戦闘は爽快感と歯ごたえあり

戦闘に関してはターン制ながらもオリジナリティがあり面白かったです。
プレスターンシステムではないものの、敵の弱点を突くことでセッションという追加攻撃を行うことが出来、これが非常に重要になっています。
武器を持った敵の場合、剣⇒斧⇒槍の3すくみや飛行する敵に弓が効くといったFE要素があったのは良かったです。
また、ボス戦はかなり歯ごたえがあり、中盤あたりから初見での攻略は難しかったですね。
相手の弱点ももちろん重要ですが、行動パターンも把握しておかなければ1ターンで壊滅することもしばしば。
戦闘システムに関しては滅茶苦茶面白いというほどではないものの、最後まで飽きない程度には面白いものだったと思います。
不満点とか

ここからは不満点を。
まず気になったのが移動関係の不親切設計。
そもそもの移動速度が遅く、マップやダンジョン移動が苦痛になってきます。
また、ファストトラベルの仕様も不便です。
渋谷と原宿マップはワンボタンでファストトラベルが出来るのに、他のマップだとマップ外まで移動が必要だったり、一番訪れる機会が多いブルームパレスに飛べなかったり。
先述の移動の遅さも相まって、毎回ブルームパレスに向かうのが苦痛でした。
せめてダッシュか倍速を追加するか、ブルームパレスに一発で飛べるようにするかして欲しかったですね。
あと、一昔前のゲームだからかもしれませんが、ダンジョンがひたすら面倒。
ダンジョンのギミックは順番にスイッチを押していったり、特定の順番で経路を進んだりといったJRPGで何度も見た内容。
個人的にはこういった面倒なだけで全く面白くも何ともないギミックは嫌いなので、正直苦痛でした。
さらに、ここでも移動速度が遅いことでストレスが増加するようになっているため、やはりダッシュが欲しくなりますね。
他にも細かい点として、バックログがない、ダンジョン脱出後の回復に自販機を使うのが面倒、中身のないメールが頻繁に飛んできて鬱陶しい等細々とした不満がありました。
総評

★★★★★★★ (7.0/10.0)
戦闘はそれなりに面白いものの、全体としてみれば凡ゲーの域を出ないレベル。
ストーリーは毒気とコミュのないペルソナに芸能要素をぶっこんだ程度の内容で、各話のPVに力が入って入るもののキャラの造詣もステレオタイプなので物足りない。
育成システムもペルソナではなく武器で幅が狭く、悪魔合体のような面白みはありません。
また、快適さの面にはかなり不満があり、プレイしていて細かいストレスを感じることが多かったです。
総じてJRPG好きならクリアまではそれなりに楽しめるとは思いますが、お勧めできる内容ではないかと。
特にFEファンは安易に手を出すと痛い目を見ると思うので、事前に情報を集めた方が良いと思います。
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