ファイアーエムブレム無双 風花雪月 レビュー

FE無双風花雪月をクリアしたので感想を。ストーリーのネタバレは無しです。
黒鷲ルートクリアでプレイ時間は37時間、残りのルートはモンハンが落ち着いたらやるつもりです。
それにしても1ルートで40時間近いプレイ時間とは驚きです。
2周目からは多少早くはなるでしょうが、無双のストーリークリアにこれほど時間がかかるとは・・・
何とかモンハンまでにクリアできて一安心です。
※以下では風花雪月を原作、FE無双を前作と呼称しています。

無双シリーズということでやはり爽快な戦闘システムは健在。
また、各キャラに拠点を攻めさせつつ、操作キャラが敵将を倒すと切り替えることで移動の時間を短縮できるクロニクル方式は相変わらず良い感じです。
本作では前作同様三すくみが導入されており、相性が有利な相手であれば簡単にゲージを削ることが可能です。
また、弓による飛行特攻やアーマーキラーといったFEの特攻武器も上手くシステムに組み込まれていると思います。
(原作の風花雪月には三すくみがありませんでしたが・・・)
難易度ノーマルであっても三すくみを無視するとSランククリアが難しくなり、逆に三すくみをしっかり意識すれば初見でもSランクが取れるバランスになっているのはお見事。
なお、Sランク取得のためのハードルとしては撃破数が一番きついです。
普通にボスだけを倒していると足りないので、意識的に雑魚を殴らなければならないのはちょっと足止め感があって微妙かな。
総じて戦闘システムとしては無双の枠を超えてはいないものの、最後まで楽しめる内容になっていたと思います。

今作は原作と同じように様々なクラスにクラスチェンジすることができ、そのすべてをマスターするのは1周では到底無理なボリュームでした。
クラスのレベルを上げればスキルを習得できるほか、単純にクラス表を埋めていく作業は気持ちい良い。
ただ、前作もそうでしたが基本的にはクラスごとにモーションがコンパチになっており、かつ全キャラが一部専用職を除けば好きなクラスに就くことが出来るため正直キャラを使っているというよりクラスを使っている印象になってしまったのは相変わらず残念ポイント。
原作がそういうシステムだったので、前作の作品違いのキャラがコンパチモーションという状態よりは違和感はなかったですが、物足りないのは変わらず。
一応キャラごとの専用アクションなどもあるのですが、三すくみの有利不利と比較すると誤差レベルであり、色々なキャラを使うメリットは正直ありませんでした。
キャラによってクラスに制限があった方が多数のキャラを育成する意味が出てきてよかったのではないかなぁ。

原作も黒鷲ルートしかクリアしていないので正直あまり内容を覚えていないのですが、ストーリー的には無難オブ無難な感じでした。
ちなみに、横文字の固有名詞、特に家名は全く頭に入ってこなかったですw
体験版の範囲で分かっていた通り、ベレスと級長が出会わないというIFルートになっているのですが、だからと言ってその後の展開にすごいサプライズがあるわけでもなく、ベレスの扱いも要所で出てくる呂布ポジションの強い敵という程度でした。
学生パートが短いので、原作のようなかつての仲間と戦争を!みたいな感じも少ないし、ストーリーよりも支援会話とか外伝の方が楽しかったですね。
黒鷲ルートしかプレイしていないので、残り2ルートをクリアして感想が変わった場合は追記します。

細かい不満点も色々と。
体験版の感想ではレベルアップについて書きましたが、クラスの習得が戦闘マップの準備画面でできないのはかなりストレスでした。
本作では三すくみが非常に強いため、マップに合わせたクラスを選択する必要があるのは前述のとおり。
一方でクラスチェンジ用のアイテムは有限であり、あまり適当なクラスチェンジはさせたくないため、基本的には必要になったタイミングで使っていくことになると思います。
私のようにあまり細かいことを考えずにプレイしていると、戦闘マップに入ったタイミングで足りないクラスが判明するケースが多いため、その都度拠点に戻るのはかなりのストレスでした。
また、戦闘準備の画面で指示が出せなかったり、敵の一覧が見れなかったりと細かいストレスポイントもありましたね。
このあたりって前作では出来ていたような気がするのですが、UIが劣化したのは何故なんだ・・・
あと、一番の不満点はサブクエストの単調さ。
冒頭でプレイ時間が長いと書きましたが、かなりの時間がサブクエストに費やされています。
メインクエストと外伝はキャラの会話だったりマップのギミックだったりで単調にならないのですが、サブクエストはどれも似たような内容ばかりで中盤あたりから飽きてきます。
かといってクリア報酬は美味しいので無視するわけにもいかず、新しい章に入って大量のサブクエストが出てくるのを見るとウンザリしましたね。
正直サブクエストの内容にもバリエーション出すというのはコスト的に厳しいのでしょうが、数はもっと減らして欲しかったです。

★★★★★★★★★ (9.0/10.0)
色々と不満点を書きましたが、無双としての出来はトップクラスだと思います。
原作のシステムを無双に落とし込みながらも破綻していない調整は素晴らしい。
ゼルダ無双と同じく、1作目はお祭り作品で2作目は特定作品にスポットを当てた作りになっていますが、後者の方がストーリーやシステムに違和感がなくて良かったです。
過去作ごちゃまぜはどうしても異世界召喚になってしまってパターンが限られてしまいますからね。
総評としては、発売日がモンハンの一週間前という致命的な日程だったことを除けば非常に良いゲームなので、無双アレルギーの方以外には勧められる内容になっていると思います。
それにしても1ルートで40時間近いプレイ時間とは驚きです。
2周目からは多少早くはなるでしょうが、無双のストーリークリアにこれほど時間がかかるとは・・・
何とかモンハンまでにクリアできて一安心です。
※以下では風花雪月を原作、FE無双を前作と呼称しています。
三すくみを活かした爽快な戦闘

無双シリーズということでやはり爽快な戦闘システムは健在。
また、各キャラに拠点を攻めさせつつ、操作キャラが敵将を倒すと切り替えることで移動の時間を短縮できるクロニクル方式は相変わらず良い感じです。
本作では前作同様三すくみが導入されており、相性が有利な相手であれば簡単にゲージを削ることが可能です。
また、弓による飛行特攻やアーマーキラーといったFEの特攻武器も上手くシステムに組み込まれていると思います。
(原作の風花雪月には三すくみがありませんでしたが・・・)
難易度ノーマルであっても三すくみを無視するとSランククリアが難しくなり、逆に三すくみをしっかり意識すれば初見でもSランクが取れるバランスになっているのはお見事。
なお、Sランク取得のためのハードルとしては撃破数が一番きついです。
普通にボスだけを倒していると足りないので、意識的に雑魚を殴らなければならないのはちょっと足止め感があって微妙かな。
総じて戦闘システムとしては無双の枠を超えてはいないものの、最後まで楽しめる内容になっていたと思います。
やりこみ要素はすさまじいが・・・

今作は原作と同じように様々なクラスにクラスチェンジすることができ、そのすべてをマスターするのは1周では到底無理なボリュームでした。
クラスのレベルを上げればスキルを習得できるほか、単純にクラス表を埋めていく作業は気持ちい良い。
ただ、前作もそうでしたが基本的にはクラスごとにモーションがコンパチになっており、かつ全キャラが一部専用職を除けば好きなクラスに就くことが出来るため正直キャラを使っているというよりクラスを使っている印象になってしまったのは相変わらず残念ポイント。
原作がそういうシステムだったので、前作の作品違いのキャラがコンパチモーションという状態よりは違和感はなかったですが、物足りないのは変わらず。
一応キャラごとの専用アクションなどもあるのですが、三すくみの有利不利と比較すると誤差レベルであり、色々なキャラを使うメリットは正直ありませんでした。
キャラによってクラスに制限があった方が多数のキャラを育成する意味が出てきてよかったのではないかなぁ。
ストーリーはかなり無難な感じ

原作も黒鷲ルートしかクリアしていないので正直あまり内容を覚えていないのですが、ストーリー的には無難オブ無難な感じでした。
ちなみに、横文字の固有名詞、特に家名は全く頭に入ってこなかったですw
体験版の範囲で分かっていた通り、ベレスと級長が出会わないというIFルートになっているのですが、だからと言ってその後の展開にすごいサプライズがあるわけでもなく、ベレスの扱いも要所で出てくる呂布ポジションの強い敵という程度でした。
学生パートが短いので、原作のようなかつての仲間と戦争を!みたいな感じも少ないし、ストーリーよりも支援会話とか外伝の方が楽しかったですね。
黒鷲ルートしかプレイしていないので、残り2ルートをクリアして感想が変わった場合は追記します。
細かい不満点とか

細かい不満点も色々と。
体験版の感想ではレベルアップについて書きましたが、クラスの習得が戦闘マップの準備画面でできないのはかなりストレスでした。
本作では三すくみが非常に強いため、マップに合わせたクラスを選択する必要があるのは前述のとおり。
一方でクラスチェンジ用のアイテムは有限であり、あまり適当なクラスチェンジはさせたくないため、基本的には必要になったタイミングで使っていくことになると思います。
私のようにあまり細かいことを考えずにプレイしていると、戦闘マップに入ったタイミングで足りないクラスが判明するケースが多いため、その都度拠点に戻るのはかなりのストレスでした。
また、戦闘準備の画面で指示が出せなかったり、敵の一覧が見れなかったりと細かいストレスポイントもありましたね。
このあたりって前作では出来ていたような気がするのですが、UIが劣化したのは何故なんだ・・・
あと、一番の不満点はサブクエストの単調さ。
冒頭でプレイ時間が長いと書きましたが、かなりの時間がサブクエストに費やされています。
メインクエストと外伝はキャラの会話だったりマップのギミックだったりで単調にならないのですが、サブクエストはどれも似たような内容ばかりで中盤あたりから飽きてきます。
かといってクリア報酬は美味しいので無視するわけにもいかず、新しい章に入って大量のサブクエストが出てくるのを見るとウンザリしましたね。
正直サブクエストの内容にもバリエーション出すというのはコスト的に厳しいのでしょうが、数はもっと減らして欲しかったです。
総評

★★★★★★★★★ (9.0/10.0)
色々と不満点を書きましたが、無双としての出来はトップクラスだと思います。
原作のシステムを無双に落とし込みながらも破綻していない調整は素晴らしい。
ゼルダ無双と同じく、1作目はお祭り作品で2作目は特定作品にスポットを当てた作りになっていますが、後者の方がストーリーやシステムに違和感がなくて良かったです。
過去作ごちゃまぜはどうしても異世界召喚になってしまってパターンが限られてしまいますからね。
総評としては、発売日がモンハンの一週間前という致命的な日程だったことを除けば非常に良いゲームなので、無双アレルギーの方以外には勧められる内容になっていると思います。
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