BROTATO クリア感想

BROTATOを30時間ほどプレイしたので感想を。現状の最高難易度である難易度5で13キャラクリアしました。
以前STEAMでセールしていたものを積んでいた本作。
ヴァンサバライクということなので、基本的には似たようなシステムですが、思った以上にビルドの幅が広くて面白かったです。
Vampire Survivorsと比べても遜色のない中毒性

私のヴァンサバの印象はアーリーアクセス初期の頃のものなので、今では違った印象になるかもしれませんが、当時のヴァンサバと比較しても本作は非常によく出来ていると思います。
大きな違いとしては本作がウェーブ性になっており、アイテム等の入手はウェーブの間で行うことになります。
武器、アイテムが存在し、武器は(基本的に)最大6個、アイテムは無制限に入手可能で、武器には同じものを重ねることでランクが上がるオートチェス方式も採用されています。
ヴァンサバは一度手に入れた武器やアイテムは手放せないので取捨選択が重要でしたが、本作の場合はアイテムは無限に持てるものの、無計画に買っているとお金が足りなくなるジレンマがあります。
このあたりのバランスは後述のキャラ数と合わせて非常によく、ローグライトの楽しさが詰め込まれていたと思います。
個性が豊富なキャラクターたち

個人的に本作一番の特徴は個性豊かなキャラクターの豊富さでしょう。
レベルアップによるステータスの伸び方だけでなく、特異な武器、戦法、能力が全く違っており、キャラを変えるとガラッとプレイ感も変わってきます。
30時間プレイしましたが、未だに触れていないキャラもたくさんおり、ボリュームは満点といえるでしょう。
こういったローグライト系は手に入ったアイテムによってビルドを変えていくのが楽しいとは思うのですが、個人的には本作くらい育成方針を定めてくれた方がプレイしやすかったかなぁという印象。
完全フリーだとどうしても強い戦法を見つけるとそれ一辺倒になってしまいがちで、一見弱そうなビルドも使うと強かったという感動が得にくいんですよね。
初心者向けの攻略

本作は面白い割に知名度不足なのか、攻略サイトがほとんどなかったので、簡単な攻略ポイントでも。
もちろん30時間しかプレイしておらず、キャラも全然クリア出来ていない俄かの意見ですがご了承ください。
あと、キャラによってポイントは違ってくるので全般的なところを書いていきます。
・武器のカテゴリボーナスは出来るだけ狙う
本作は武器ごとにカテゴリが設定されており、2つ以上同じカテゴリの武器を持っていると数に応じたステータスボーナスを得ることが出来ます。
かなりステータス的に有利になるため、武器のカテゴリは極力そろえる方が良いです。
・序盤は武器を狙ってリロールをする
最初の数ウェーブは武器が出やすくなっており、リロール費用も安いので、リロールを駆使して出来るだけ武器を集めた方が良いです。
持っている武器が出やすくなる補正もあるため、武器の種類は2種類くらいまでに抑えた方がランクアップもさせやすいです。
(もちろん前述のカテゴリボーナスも狙いやすくなります)
早いうちに高ランクの武器を作っておけばそれだけ敵が倒せて経験値とお金も集まります。
・捨てる能力を決めておく
分かりやすいのは近距離、遠距離、属性ダメージ、エンジニア。
あとはHP回復、ライフスティール、回避もマイナスのデメリットはないので下げ得です。
HP回復とライフスティールを両方捨てると回復できなくなるので注意。
手数武器はライフスティール、それ以外はHP回復を上げるのが安定です。
もちろん使っているキャラに合わせた能力の取捨選択が重要なのは言うまでもないです。
・ボスを倒すかどうかはビルド次第
本作は20ウェーブで終了ですが、最終ウェーブには大ボス、途中でも中ボスが出てきます。
これらは別に倒さなくても制限時間まで生き延びればクリアになるので、火力が低いビルドなら逃げ回るだけでも大丈夫です。
ちなみに中ボスを倒すとレア確定の赤い箱が出るので、倒せるのであれば倒したほうが良いです。
総評

★★★★★★★★★ (9.0/10.0)
欠点らしい欠点もなく、非常によく出来たヴァンサバフォロワー。
とにかくキャラの種類が豊富なので、自然と色々なビルドを試したくなる作りなのは非常に良かったです。
プレイ時間も1ウェーブ1分程度でクリアまでプレイしても30分以内には終わるボリュームなので、お手軽感もあります。
あと、SEが滅茶苦茶気持ちよいのもポイントが高かったですね。
アイテムを拾ったときの音とか癖になります。
ということで、定価も安くとても良いゲームでした。
もっと知名度が上がって攻略情報が充実してくれると嬉しいなぁ。
- 関連記事
スポンサーサイト