スーパーダンガンロンパ2 クリア感想

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    スーパーダンガンロンパ2をクリアしたので感想を。大きなネタバレはありませんが、ミステリージャンルなので気になる人は注意。

    先日(といっても1年以上前ですが)switch版が発売されたダンガンロンパ。
    私は1をVitaでクリアしたものの、2以降は手つかずだったので発売日に買って積んでいたSwitch版をプレイ。

    久しぶりだったので1からプレイしましたが、1はプレイ済みなので感想は省略。



    キャラの魅力は1よりもパワーアップ


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    1から引き続き、このシリーズのキャラの個性はぶっ飛んでいますね。
    1に関してはややテンプレ気味というか、超高校生級の属性に引きずられたようなキャラ(委員長や暴走族など)もチラホラ見受けられましたが、2はそんな傾向もなく、どのキャラも非常に良かったと思います。

    1プレイ済みのプレイヤーであればまず目につくのは太った十神。
    そして苗木に似た見た目、同じ声、超高校生級の幸運を持ち、名前も「ナエギマコトダ」のアナグラムになっている狛枝に目が向けられるでしょう。

    そして学級裁判で狛枝の異常性が明らかになるとそこからは独壇場。
    苗木に似ているとか似ていないとかがどうでもよくなるくらいに言動がイカれており、毎話狛枝の言動が楽しみで仕方ありませんでした。

    個人的には狛枝のおかげで2の魅力は底上げされているといっても過言ではないと思います。

    ストーリーは中盤から一気に面白く


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    ストーリーに関しては中盤あたりまでは1の焼き直しのような展開が続くため、やや退屈気味。

    中盤以降は1とのつながりが徐々に見え隠れしてくるので段々と面白くなっていき、5章からは一気にクリアまでプレイしてしまうくらいの展開でした。

    ストーリーとしては1と同じくらいの評価ですが、前述の狛枝の動きが面白すぎて1よりも高評価といった感想です。

    ただ、個人的にはおしおきの内容が前作よりもパワーダウンしている感じがしましたね。
    1にしても最初のおしおきのインパクトが一番強かった気もしますが、2は全体的におとなしいというか抽象的というか、あまりゾクッとしない内容だったのは残念です。

    裁判パートは良い感じだがミニゲームは微妙


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    裁判パートに関しては大きな流れは前作と同じ。

    議論パートは証拠を選んで矛盾を突きつけるという内容なので無難に面白く、新たに追加された賛同や反論に関しては議論の幅を深めてくれるので素直に良かったと思います。
    狛枝の「それは違うよ(ネットリ)」とかインパクトありましたね。

    一方で閃きアナグラム、ロジカルダイブに関しては酷い出来でした。
    どちらもミニゲーム的な要素ですが無駄に時間がかかる上に爽快感がなく、議論の進みが遅くなるだけ。

    閃きアナグラムは回答が分かっているのに欲しい文字が来ないので延々と不要文字を打ち落とすだけの作業になっているし、ロジカルダイブは選択肢にたどり着くまでに無駄に長いスケートゲームもどきをさせられる。

    正直この要素はスキップさせてほしいくらいの出来だったので、3で続投されていないことを祈ります。

    総評


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    ★★★★★★★★☆ (8.5/10.0)

    1から順当にパワーアップしており、キャラ良し、ストーリー良しの良作になっています。

    中盤まではやや退屈気味な展開もあったりするものの、それ以降の面白さは折り紙付き。

    一つ気になった点として、探索パートの視点移動が遅すぎること。
    1では気にならなかったのですが、今作は旋回速度が非常に遅く、設定変更も出来ないのでマップ移動が苦痛でした。

    あとの不満点は先述のミニゲームが微妙なことくらいなので、全体としては良いゲームだったと思います。

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